今週のお題

今週のお題「お弁当」

お弁当はお母さんがよく作ってくれていて、特に小学生の遠足のお弁当はたまごっちとかいつも可愛いキャラクターのキャラ弁だった。それがすごく好きで美味しいし可愛いし、何より、周りの子達からいいな〜って言われることが嬉しかった。けどいつの日からか純粋にキャラ弁を受け入れられなくなってお母さんはわたしが喜ぶためにって言っているけど頑張りを他人に認めて貰いたくて、しているのかなと思ってきてしまった。それかわたしが毎回可愛いお弁当を持っていき今日可愛いなあって褒められた!とかいう報告で次も可愛いものを作らなきゃいけないという使命感を感じていたのかもしれないな。こんなこと思うと少し視界がぼやけてくる。気持ちを純粋に受け取りたい。わたしが純粋じゃないから、純粋な気持ちも添加物たっぷりにして咀嚼して味わってしまう。こんなのもう嫌だ。

けど大学生になった今もお母さんがお弁当を作ってくれる。いつも美味しい。気持ちは添加物たっぷりにしちゃうけどお弁当はいつも何もかけずにそのままたべる。だから、といって気持ちを純粋に受け取らないのを許されるわけじゃないけれど、少しだけ許して欲しい。