わたしだけ残して、ではないけど。あの子が残したのはわたしだけじゃないけど、わたしの周りはもうあの子のことを考えてないんじゃないかなと思うとやっぱりわたしだけ残された感じがする。

たまに思い出して調べて見て、悲しくなって泣いて、わたしの知ってるあの子はこんなのだっけな、と思いながら見る。違ったと思うけど、その見てるあの子はあの子なんだし、違わないよね。

すごく不思議で可愛くて同じクラスになったとき、多分ウザがられてたけど、一方的に毎日声をかけて段々話してくれる言葉が増えて嬉しかったな。あのとき、わたしが友だちの意見を押し切ってたら少しはよかったのかな、と思うけどこのよかったのかな、は自分に対してだから、あの子はどうなのかもうわからない。

本当はこんなこと書くのもダメだと思う。けどなんか、溜め込んでいられなくて、書いてしまった。